フリスタ、フードバンクはじめるってよ。
小生も所属するNPO法人フリースタイル市川がフードバンク事業を開始することが、2021年5月31日に発表されました。
さっそくこの件について、ポッドキャスト・プログラムの!ka !ch!kawa (イカ市川)で話しました。爽やかな発声を心がけましたので、湿気が肌や髪にまとわりつく季節ではありますが、清涼剤代わりにリッスンしていただければ幸いです。
▼フードバンク事業を始めます(!ka !ch!kawa 第79回)
フードバンクとは、「食料銀行」を意味する社会福祉活動です。
まだ食べられるのに、さまざまな理由で処分されてしまう食品を、食べ物に困っている施設や人に届ける活動のことを言います。
出所:「フードバンクとは」セカンドハーベスト・ジャパンWebサイトより
なぜ、「まちづくりNPO」であるフリースタイル市川がフードバンク事業を行うのか、どんなことが期待されるのかについて、フリースタイル市川のWebサイト上の記事に説明がありましたので、引用します。
これまでNPO法人フリースタイル市川は、人々が地域に自分の居場所を持ち、役割を得ることが、地域福祉の諸課題の解消につながるという信念のもと、人々が地域社会の一員として関わる機会を生み出すための活動をしてきました。
コロナ禍で苦境に立つ地域の飲食店を応援する活動、「おいしくやくそく宣言」では、デザインやSNSを活用して、地域の人々が交流するオンライン・コミュニティを形成し、飲食店の売上にも貢献しました。
また、市川市で活動する多彩な人々を紹介する月例イベント「いちカイギ」では、参加者が交流し、新しい活動を始めるきっかけを生み出しています。
このような活動を通じて、人々のつながりを生み出す過程で、法人の活動にも広がりが生まれる中、市川市に包括的なフードバンクをつくる計画に着手しました。
フードバンク事業では、食品の新しい流通の仕組みを構築し、食品ロス問題や貧困問題などの地域課題に取り組みますが、フリースタイル市川がこれまでに取り組んできた地域における「つながり」の創出は、フードバンクの活動を通じて対象者に食料を届けることに加え、地域のすべての人たち、特に、社会的に孤立し、つながりを喪失している人たちが地域で役割を持ち、社会的関係性を構築することにも寄与する活動です。
出所:「フリースタイル市川が食品の受け入れから配布まで包括的に行うフードバンク事業を開始」フリースタイル市川Webサイト(2021.5.31)
上の図にあるように、自治体や企業・団体・学校・個人(ボランティア)などと連携を取りながら、地域の人たちがそれぞれの立場で、できることから役割を担っていただき、自分の出番を持てるようにしていきたいと考えています。
フードバンクって何?
それは私に関係があることなの?
地域にその仕組みは必要なこと?
といった疑問をお持ちの向きもあるかと思います。フリースタイル市川では皆で学べる勉強会の開催も視野に入れていますので、何か気になるな、という方は、続報をお待ちください。
今後、フリースタイル市川のWebサイトや、7~8月頃を目途に新たに開設する予定のフードバンク専用のWebサイトなどでも情報発信をしていきますので、引き続き、ご支援、ご指導、ご声援をいただければ幸いです。
と、いうわけで、フリースタイル市川の新たな活動である、「フードバンク事業」のご紹介でした。本日の担当は小生こと、ノスタルジー鈴木でした。