ノスタルジー鈴木の「むろん、ストリートで!」

ストリート・ムシャリスト〈ノスタルジー鈴木〉が発見した素敵なサムシングについて大いに語ります

『夢中さ、きみに。』と『ひとつ屋根の下』を繋ぐ名は『フミヤ』

たまに街中で、こんな場面に遭遇することがあります。

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暴力団追放」の看板を間近で撮影する林さん(『夢中さ、きみに。』より)

 実際に小生は遭遇したわけではないのですが、これらの写真をJR本八幡駅付近で撮影している時の「千葉県本八幡市(公式)」さんの姿は、きっと上図のようだったのではないかと想像します。

 

 

 

前回の記事でも少し紹介した「千葉県本八幡市(公式)」さん。

muron-street-de.hatenablog.com

この記事では多くを語らなかったのですが、先日公開した !ka !ch!kawa (イカ市川)の放送では、(勝手に)大々的に取り上げています。是非、リッスンしてみてホシーノ!

 

▼少し不思議な本八幡市と1993ノスタルジア

anchor.fm

 

この放送では、上で1コマ紹介した和山やま氏の漫画『夢中さ、きみに。』の話も少しだけしています。

comicbeam.com

この漫画を原作としたテレビ・ドラマが2021年1月から放送中で、市川にお住いの皆さんは、千葉テレビで土曜日の深夜に見ることができます。

www.mbs.jp

 上で引用したコマで「暴力団追放」の看板を撮影していた林さんを演じるのが、ブロッケンJr.ならぬ関西ジャニーズJr.の大西流星(ボンヌ大西さんではありません)。そして、もうひとりの主役と言える二階堂さんを演じるのは高橋文哉氏で、フミヤと読みます。

 

フミヤと言えば(Part1)F-BLOODでも知られる藤井フミヤ(若いころは藤井郁弥名義で活動)を想起します。「タイムマシン」という名曲でも知られていますよね。

youtu.be

この曲は物凄く陳腐な表現をするならば、「物凄く良い曲」です。作曲は先日亡くなった筒美京平

 

フミヤと言えば(Part2)1993年に一世を風靡した柏木ブラザーズのメンバーのことを想起する向きもあろうかと思います。

柏木ブラザーズとは、柏木家の兄弟姉妹のことで、バブルガム・ブラザーズマッスル・ブラザーズキン肉マンキン肉マン・グレートから成るコンビ。ある意味では(こちらも)超人子弟コンビ*1と言えます。)ではなく、柏木由紀氏の兄弟姉妹でもありません。

柏木ブラザーズ、あるいは、柏木ブロス(ブロスとはかつてヤクルトスワローズに在籍した投手のことではなく、ブラザーズの略です)のメンバーは、以下の面々です。

 

  1. 柏木達也
  2. 柏木雅也
  3. 柏木小雪
  4. 柏木和也
  5. 柏木小梅
  6. 柏木文也

 

長男達也、次男雅也、長女小雪、三男和也、次女小梅、そして四男が文也(フミヤ)。この6人が、柏木ブラザーズです。

 

上記の !ka !ch!kawa では、「千葉県本八幡市(公式)」さんのTwitterの写真を(勝手に)紹介し、そこから『夢中さ、きみに。』の漫画、ドラマへと話題が及んだ後、フミヤと言えば(Part1 & Part2)という展開を経て、柏木ブラザーズ/柏木ブロスというのが、 1993年に放送されたテレビ・ドラマ『ひとつ屋根の下』の登場人物たちであること、次男の雅也を演じた福山雅治(かつて藤井フミヤ氏の隣でハーモニーを響かせていた鶴久政治氏ではありません。なお、鶴久氏はマサハル名義でも活動していました)がドラマ放送を機に本格的なブレイクを果たし、ガムを噛みながら青空を飛んだこと(以下の動画参照)、福山氏のファンクラブ名がブラザーズを意味するBros.であることなどを語っています。

youtu.be

 

また、漫画『夢中さ、きみに。』の話をした流れで、市川市内では本八幡北口のパティオ5Fの「ときわ書房」の漫画売場が充実していることにも触れています。

 

というわけで、とりとめもなく、トリートメントもなく(トリートメントと言えば、一時期、やたらと「枝毛」のケアということを謳うヘア・トリートメントの広告があり、CMソングの「泣かないで、枝毛」というリリックを今なお覚えています)音声入力で綴ってきましたが、そろそろ筆(もちろん仮想の筆です)を置きます(もちろん仮想のデスクにです)

 

それでは、Ciaoちゅ~る!

 

www.youtube.com

 

 

*1:超人子弟コンビとは、ロビンマスクウォーズマンから成るコンビです。

あなたが知らない市川市公式SNS

個人がWebサイトを開設したり、ブログで文章を発表することは最早珍しいことではなく、SNSで日々情報を発信しているパースンは、小生の知人にも大勢います。

 

ここ、千葉県市川市にも、個性的な情報発信者が数多くいらっしゃるわけですが、個性的というのは、発信者ご自身の人間性や性格といったものが個性的であるということではなく(そうではないと言うわけではなく、個性的な人間であることを意味しているわけではない、という意味です)、発信する情報そのものや、情報の発信の仕方が独特であるということで、それぞれ、多くの市川市関係者(市川市に住む人、働く人、学ぶ人、遊ぶ人など)からの注目を集めています。

 

そこで、今日は、まず、前半で、数名の情報発信者を、ごく簡単にではありますが、勝手に紹介します。

 

そして、後半では、市川市の公式SNSに注目し、「あなたが知らない市川市公式SNSという表題に偽りなしというべき、それはそれは独特な、市川市による情報発信の一端を、これまた勝手に紹介する構えです。

 

この記事の内容の一部は、近過去にあたる、西暦2021年(令和3年、平成33年、昭和96年、3の倍数に彩られた今年)1月27日に公開されたポッドキャスト・プログラム「!ka !ch!kawa」(イカ市川)の放送、『きっと君の涙がキラリ☆でも話しているので、シュガーベイブナイアガラ・トライアングルでも知られる山下達郎氏や、涙がキラリ☆で知られるスピッツについて小生が何を語っているのか気になる方は、是非、リッスンしてホシーノ!

 

anchor.fm

 

 

 

  

IchiPedia - 市川市のYouTuber Eiji氏

市川市のYouTuberといえば、Eiji氏です。様々なコミュニティにダイヴして(飛び込んで)いくのを得意としている氏が開設しているYouTubeチャンネル、それが、「IchiPedia」(イチペディア)です。

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WikiとIchiで「Wiki-Ichi」ならぬ「Ichipedia」と説明するEiji氏。

「IchiPedia」では、どのような動画を見ることができるのかな?とお思いの方には、2019年の秋に市川市の鬼越で開催された「鬼會」をレポートした動画をおすすめします。途中でノスタルジー鈴木も登場します。有名なハンドサイン(鬼越のブランド「onigo」のハンドサイン)を披露する歴史的な一瞬が収められた貴重な動画なので、是非、ご覧ください。

youtu.be

 

このブログ「むろん、ストリートで!」でも、「IchiPedia」について解説したことがありますので、ご興味のある方は読んでみてください。

muron-street-de.hatenablog.com

 

Shun@いちかわの魅力新発見&再発見 - 市川市のInstagrammer Shun氏

 市川市のInstagrammerといえば、Shun氏です。上記のブログ記事「IchiPediaの世界」では、本八幡で開催されたShun氏の写真展の様子を収めた「IchiPedia」動画を見ることもできます。

www.instagram.com

 そして、こちらの写真は市川市鬼高の真間川にかかる鬼高歩道橋という名の橋から撮影したという、黄昏の空を背にした、建設途中だった市川市役所第一庁舎の巨大なクレーンの写真です。水面に映るクレーン、そして夕陽に染められながら走る総武線

Shun氏の写真は、いつも、自分がとても美しい街に棲んでいるということを教えてくれます。

 

 

本八幡bot氏 - 大都会本八幡の魅力を世界に向けて発信

一時期、Twitterには、特定の鉄道駅の周辺地域にまつわる情報を発信する「駅bot」なるアカウントが次々と誕生したのですが、1万人を超えるフォロワーを擁する「駅bot中の駅bot」とも言うべきカリスマ的存在、それが、本八幡bot氏です。氏のツイートの数々に今夜も酔いしれたい!

かつて小生は、「いちかわ情報ハブ構想」なるものを掲げたのですが、名実ともに市川市の情報ハブの役割を担いつつあるのが、本八幡bot氏です。

 

twitter.com

 

 

昼八幡bot氏 - 食べ物・手作り・アート・花に反応する本八幡の昼の顔

カリスマ、本八幡bot氏の正統なるフォロワーというか仲間というか、別バージョンといえばよいのか、発信する情報のジャンルが重複していることもありながら、決して同質にはならず、自己主張をするようなこともない、ついついチェックしたくなるアカウント、それが、昼八幡bot氏です。

twitter.com

 

週末八幡bot氏 - 深すぎる本八幡愛が炸裂

本八幡民と同等か、あるいはそれ以上に本八幡を愛する存在、それが、週末八幡bot氏!

銀座が好きで通っている、イタリアが好きで何度も行っている、そんな調子で、週末には「わざわざ」本八幡に通ってきて、美味しい食べ物と美味しいお酒を堪能する、それが週末八幡bot氏!

twitter.com

 

千葉県本八幡市(公式) - パラレルワールド本八幡市!ミステリアス!

多くを語りますまい。

本八幡市とは一体何なのか?市川市ではないのか?本八幡駅ではないのか?考え始めると頭が藪知らずになりかねないので、考えるのを止めましょう。

一度見たらやみつきになること間違いなしの、本八幡市氏のツイート。「要チェックや!」スラムダンクより引用)

twitter.com

 

カウンセラーのさとうさん - 市川市船橋市の「うまうま」情報満載

2020年4月にTwitter上に突如現れ、またたくまに市川市の食いしん坊たちの厚い支持を獲得したのが、さとう氏、否、さとうさんです。心理カウンセラーをされているさとうさんのツイートの多くには、市川市を中心に、隣接した船橋市も含む、様々な飲食店の写真が添えられています。毎回、「うまうまでした」という一節に痺れているのは、小生だけではないはず!

twitter.com

 

 

市川にゅ~す - 市川市で楽しく過ごすには欠かせないイチ子氏運営のWebサイト

管理人のイチ子氏が運営する、市川市や周辺エリアの、開店・閉店情報、イベント情報、お得情報、グルメ情報、地域の時事ニュースなどを掲載するWebサイト。

一見普通に思えるこのサイトですが、見続けていると普通じゃないとしか思えなくなります。お役立ち情報を適切なタイミングで載せてくれて助かっています。いつもありがとうございます!

「市川にゅ~す」さんの情報を読んでいると、行きたいお店やイベント、場所がどんどん増えていき、永遠に市川市内で生きていける気さえしてきます。

ichi-24.jp

 

 

市川市公式SNSの運用方針とは

さて、ここからが後半です。そして表題「あなたが知らない市川市公式SNSは、これより下に、今から綴られるはずです。


市川市のWebサイトによると、市川市公式SNSの運用方針は次の通りです(2018年5月8日更新)。

 

市川市公式SNSは、市の取り組みやイベント等の行政情報のほか、市内の出来事、市の魅力などを、親近感をもってもらうように一部くだけた表現で発信します。また、市川市公式SNSは、原則として返信等は行いません。

 出所:市川市Webサイト

 

文字色を変えている箇所は小生によりますが、この「くだけた表現」に注目して、いくつかのSNS投稿記事をみていきます。

 

#きっと君はふんふんふん

 

 
 
 
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www.instagram.com

この美しい写真は、市川市公式Instagramアカウントが、2019年12月23日に「メリークリスマスイブイブ!」という言葉とともに投稿したものです。そして、この投稿には、ハッシュタグと呼ばれるキーワードも添えられているのですが、ハッシュタグのうちの1つが

#きっと君はふんふんふん

出所:市川市役所Instagramアカウント 2019年12月23日投稿より

であることに、小生は気付きました。この素敵なハッシュタグは、もちろん、ナイアガラ・トライアングルシュガーベイブでも知られる、山下達郎氏の名曲『クリスマス・イブ』の有名な一節における「来ない」の箇所を伏せたものです。

 

「来ない」はずだと悟った人物が、しかし、「来ない」と言ってしまうと、「まだ消え残る君への想い」なるものが「かなえられそうにない」とあきらめてしまうことになる、だから、「来ない」だろうと悟りはしたものの、あきらめきれずに「ふんふんふん」と、冗談めかしてごまかしている――という物語を、投稿主(市川市公式Instagramの中の人)は思い描いていたのでしょう。あるいはご自身の実体験を滑り込ませたという可能性もゼロではないと思いますが、さて、真相は?

 

「#きっと君はふんふんふん」については、記事の上部で紹介している「!ka !ch!kawa」(イカ市川、ノスタルジー鈴木と稲村ジェーンの2人がお届けするポッドキャスト・プログラム)でも言及しています。 

 

涙がキラリ☆

さて、市川市公式SNSの知られざる魅力について、ここから精力的に綴っていこうと考えていたのですが、1月の深夜、凍てつく波動が、この部屋の床、全ての壁、天井を通り抜けて、小生の肉体を震え上がらせているため、これ以上音声入力を続けるのが困難になってきました。

 

予定を変更して、ここで記事を終えようと思いますが、この記事の最後に、市川市YouTubeチャンネルが公開した、スピッツ涙がキラリ☆』でも描かれている、市川市の夕空を飛翔するあの哺乳類(すなわち、コウモリ)の動画を紹介しましょう。

 

youtu.be

 

市川市の公式YouTubeチャンネルには、アブラコウモリ動画以外にも素敵な動画が多数登録されています。近いうちに、『長田谷津動画スケッチ』という、大町自然公園のシリーズ動画を紹介したいと思います。

 

 

クリスマス・イブ (30th ANNIVERSARY EDITION) (通常盤)

クリスマス・イブ (30th ANNIVERSARY EDITION) (通常盤)

  • アーティスト:山下達郎
  • 発売日: 2013/11/20
  • メディア: CD
 

 

 

 

 

 

それでは、ごきげんよう

ノスタルジー鈴木でした。 

ノスタルジー鈴木/イカ市川/ストリート・ムシャリスト/マーケティング/カルチャー

小生がフリースタイル市川のメンバーズの一員として活動する際、ご挨拶の折に名刺をお渡しすることはないのですが、代わりにこのようなフリスタ・カードをお渡ししています。

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フリスタ・カード Side-A

A面には、フリースタイル市川のロゴがあしらわれています。ロゴのデザインは、市川市の鬼越を拠点に活躍している、鬼鋭のデザイン・ユニット、MIKAZUKI.Designさんによるものです。「流れ」をイメージした曲線があしらわれていますが、「流れ」はフリースタイル市川のミッションにも登場する重要な言葉で、小生たちが目指すものを象徴しています。

 

ひとつひとつの想いをつないで

市川に流れをつくる

 出所:特定非営利活動法人フリースタイル市川Webサイト

 

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フリスタ・カード Side-B

B面には、この記事のタイトルにもなった、「ノスタルジー鈴木/イカ市川/ストリート・ムシャリスト/マーケティング/カルチャー」という5つのワードが刻まれています。

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「ノスタルジー鈴木/イカ市川/ストリート・ムシャリスト/マーケティング/カルチャー」の5つのワードが刻まれたフリスタ・カードB面

イカ市川」とは、市川市にまつわる素敵なsomethingやsomeoneなどについてノスタルジー鈴木と稲村ジェーンの2人でお送りしているポッドキャスト・プログラム「!ka !ch!kawa」 のことです。

anchor.fm

「ストリート・ムシャリスト」というのは、ストリートで喫食する行為をする者という意味の語で、小生の主たる活動を言い表したものです。

そして、フリースタイル市川において小生が情熱を注ぎたい領域が、「カルチャー」と「マーケティングです。

これらのキーワーズにピン!と北方*1、否、きた方は、お気軽に声をかけていただくか、ドアをノックしていただければ幸いです。「幸」(さいわい)という地名がありますね、市川市には。

 

フリスタ、つまり、フリースタイル市川の他のメンバーも、フリスタ・カードを持っていますが、A面の3つのカラーと、B面のカラー、そしてそこに刻まれた語は、全員異なっています。それぞれがユニークな個性を持ったフリスタのメンバーズと、是非、色々な場面で交流していただければ嬉しく思います。そして、フリスタ・カードのコレクションを1枚ずつ増やしていってホシーノ!(それは素敵なコレクション!もっともっと並べたい!)

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メンバーズのフリスタ・カード。全員分コレクションしたいです。

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フリスタ・カードにはメンバーひとりひとりが選んだ3つのカラーが流れています。

もし、市川市のストリートで何かをムシャっているノスタルジー鈴木と遭遇したら、照れずに声をかけてホシーノ!そして、怖がらずにこう告げてください。

 

「フリスタ・カード、1枚ホシーノ!」

 

以上、ノスタルジー鈴木でした。それでは、またお会いしましょう。

 

*1:もちろん、ここでは、「北方」を「きたかた」と読んでいただきたいわけですが、実際には「ぼっけ」と発音します。

【いちカイギ】第2回を開催しました/第3回は2021年2月27日に開催します

 

「いちカイギ」とは

小生が所属するNPO法人フリースタイル市川では「いちカイギ」というイヴェントを毎月開催しています。「いちカイギ」とは、下記のようなイヴェントです。

 

「いちカイギ」では、市川市で活動・活躍しているゲスト・スピーカーを3名ほどお招きして、市内での活動、生業(なりわい)、ご自身のこと、そして、地域=まち=市川に対する想いをお話いただきます。

また、参加者同士で交流する時間を設けることにより、人と人のつながりが生まれ、新しい流れがつくられていく、そんなワクワクするような展開を感じてもらえるような場となることをも目指しています。

出所:ノスタルジー鈴木「【いちカイギ】第2回は1月22日(金)にオンラインで開催します」『むろん、ストリートで!』2021年1月16日

 

第2回「いちカイギ」を開催しました

2021年1月22日(金)の19:00~20:30に、緊急事態宣言が出されている最中ということもあってZoom配信による全編オンラインで開催した「第2回いちカイギ」には、市川市および近隣地区にお住まいの方やお勤めの方にご参加いただきました。

 

下図は、市川市白地図に当日の参加者のお住まい/お勤めの場所を記したものです。こうして見ると、様々な場所からオンラインで参加いただいていることを実感しますね。今後は、大町や曽谷、田尻、塩浜、欠真間など、更に多くの地域からご参加いただけるようなイヴェントにしていきます!

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【いちカイギ】には市川市内外の広範囲からご参加いただいています。

第2回「いちカイギ」でお話いただいた3組のゲスト・スピーカーの方々には、熱い想い*1や今後の課題、展望をお話いただき、本当に感謝/KANSHAしています。また、ご参加いただいた全ての方にも、感謝/KANSHAしています。

 

第3回「いちカイギ」は2月27日(土)開催です

第3回「いちカイギ」は、2021年2月27日(土)の19:00~20:30に、オンラインで開催します。ゲスト・スピーカーの情報や申し込み方法は後日お知らせします!

※2/21追記:第3回いちカイギに関する記事を公開しました。

muron-street-de.hatenablog.com

 

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第2回いちカイギは全編オンラインで開催しました。

 

第2回「いちカイギ」のゲスト・スピーカーは、こちらの3組でした。

 

ゲスト・スピーカー①「キッチンカー今ちゃん」今田さんご夫婦

今田さんご夫婦には、夢だった飲食店開業の夢を、キッチンカーという方法で実現させた経緯をお話しいただきました。

キッチンカー今ちゃんのお客さんからは、お二人の会話を聴くことも楽しみのひとつになっていると言われているということでしたが、いちカイギでのお二人の掛け合いも、普段の仲の良さ(ちょっとした衝突もあり?)を存分に感じることができ、大変楽しくお聞きしました。

お二人も、お客さんとの会話を何よりも楽しみにしているとおっしゃっていましたが、これから更に市内外の多くの場所で販売していくことになると思うので、各地で今ちゃん旋風が巻き起こり、会話が生まれ、笑顔が次々と花開くでしょうね。まだキッチンカーをはじめて5か月ということですが、これからの展開が楽しみです。

市川市内には食品を販売する小売店舗が多数ありますが、それでも買い物不便地域が存在しており、行政も問題解決のために企業と提携するなど、動きがみられます。キッチンカー今ちゃんが買い物不便地域でこの問題解消に貢献する機会もあるかもしれませんね。

muron-street-de.hatenablog.com

 

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キッチンカー今ちゃんのメニュー、参加者人気ナンバーワンは?!

 

特別企画!オンラインdeハンカチ落とし!

全編オンライン形式で実施した第2回いちカイギでしたが、ライヴ感とリアル感を皆さんに感じてもらいたいと思い、五感の中でも特に視覚と味覚を刺激する企画を実施しました。

その名も、「オンラインdeハンカチ落とし」

市川市というローカル=地域で開催しているイヴェントならではの企画です。

この企画は、参加され皆さんに4つの今ちゃんメニュー(上に掲載した写真)の中で食べたいものを1つ選択していただき、投票数が最も多かった人気ナンバーワン・メニューを、抽選で選ばれたラッキー・パースンに、いちカイギ開催時間内に届けるというものです。

ちょうど、3組目もスピーカー、田中さんのお話が終わった瞬間にラッキー・パースンのご自宅にカルボナーラ風うどん明太子が届いたのでした!おいしく食べていただいたとのことで、企画も大成功!ご協力いただいた今田さんご夫婦にも改めて拍手を贈りたいと思います!

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今回のラッキー・パースン!今ちゃんのカルボナーラ風うどんをいちカイギ中にお届けしました!

ゲスト・スピーカー②「やわたの森Kids」三浦雅代さん

三浦雅代さんには、ご自身が歩んできたキャリアを通じて体験した苦労や挫折を踏まえて考案し、2020年にスタートした、これからの時代を生きる子どもたちのためのプログラム「やわたの森Kids」についてお話しいただきました。

「やわたの森Kids」の特徴は、次のようなものです。

やわたの森Kidsでは、「デザイン思考とあそび」でこどもの創造力を育み、豊かな人生を後押しします。主に、小学生をターゲットに、「デザイン思考」を使ってリアルな課題解決に取り組む4D4D、創造的なあそびで自由に探究するPLAYFULといったオリジナルプログラムをお届けします。

出所:やわたの森Kids Facebookページ 

 

三浦さんのお話によると、「やわたの森Kids」は、

  1. 遊び
  2. デザイン思考
  3. 手を放して目を離さず

という3要素で構成されているということです。3つ目の、「手を放して目を離さず」は、子を持つ親として、子を育む、学びを促すということよりも、「それはやっちゃいけないよ」という親都合(大人都合)での注意をしがちな小生にこそ必要な考え方だと感じました。

参加者からは、オンラインでのイヴェントを検討しているかという質問や、こういったプログラムへの参加は家庭の状況により差が出るのではないかという問題意識が投げかけられるなど、多くの方の興味関心を喚起したようでした。

 

現在は、2021年3月28日(日)の開催に向けて準備中とのことです。関心のある方はFacebookページをご覧ください。

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デザイン思考とあそびを取り入れたプログラム「やわたの森Kids」

 

ゲスト・スピーカー③「行徳を大いに盛り上げる」田中祥一さん

田中祥一さんは、転勤をきっかけに行徳に移住した会社員です。行徳に住んでから約10年間は、地域=行徳にあまり関心がなかったそうですが、お子様の小学校への入学を機に関わるようになったとのことです。

常夜灯公園から船を出す「行徳塩まつり」*2を催したり、行徳が全国屈指の神輿(みこし)づくりのまちであることを地元の人に伝えたいという想いから、大規模なイヴェント「しる・みる・もむ行徳神輿」*3を実行委員長として企画、立案、開催するなど、地域を大いに盛り上げ*4ています。

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行徳で地域活動をしている田中さんによるスピーチはバリトン・ヴォイスで届けられました。

ゲスト・スピーカーのお話を聴いて

今田さんご夫婦は、以前から、いつか実現したい、でも、まだ時期尚早だろう、そう思っていた飲食店の開業を、店舗を持つこととは別の方法として、キッチンカーを運営することで実現できると知ってから、お子様からの後押し(色々なメニューがありえた中で、「うどん」を販売することに決定したのは、お子様の強い意向があったとか!素敵なお話ですね)もあり、2020年に思い切って事業を始めました。

特に印象的だったのは、お客さんとの会話、コミュニケーションを大事にしているということについて、本気でそう思っていることがビンビン伝わる瞳の輝きと声のトーンでお話されていたことです。まるで煉獄杏寿郎さんのように真っすぐな気持ちでキッチンカー事業に取り組んでおられるお二人が放つムードに魅了されました。

 

三浦さんと田中さんは、勤め先として日々忙しく働きながら、「家庭」と「仕事」に加えて、新たな活動として「地域活動」を開始されたという点が共通しています。

市川市の人口、約48万人のうち、3割強の約15万人が、平日の日中に都内を含む市川市外で活動しています(下図参照、2015年の国勢調査データより作成)。

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市川市の夜間人口481,732人の昼の活動場所内訳(2015年の国勢調査データより)

第2回「いちカイギ」に参加された方々にも、あるいは、今この記事を読んでいる方の中にも、「昼は地元にいない生活」を送っている方は少なからずいらっしゃると思います。千葉都民なる言葉もありますが、三浦さんや田中さんのように、「地域活動」に「力と熱」*5を注ぐ千葉県民、市川市民がどんどん増えていくでしょうね。

 

昨春の1度目の緊急事態宣言後は、今に至るまで、在宅勤務で働く機会が増えているという会社勤めの方も多いと思います。外出の機会を多くは持てない昨今ではありますが、「住んでいる地域」、「自分の地元」で過ごす時間が増えていることが、地域に目を向けるきっかけになり、「地域活動」をしたいという気持ちの高まりにもつながるように思います。

 

「いちカイギ」が目指す「場づくり」

今回の「いちカイギ」では、ゲスト・スピーカーのお話を聴いた後、参加者同士で意見や感想を話し合う交流の場を設けました。ゲストの3組から感化されて自身がされている地域活動を更に広げていきたい、これから地元で新しく活動をしていこうと思っているなど、様々な声が聞かれました。皆様にとって「いちカイギ」に参加したことが刺激になり、行動のきっかけになればうれしく思います。

 

「いちカイギ」では、ゲストの方も参加者の方も、大いに交流して、新しいつながりのきっかけを得ていただけるように、場づくりをしていきます。今後も是非ご参加ください。

 

小松理虔氏は、著書『地方を生きる』で、場づくりについて次のように書いています。

だれかと出会い、社会との関りが生まれ、それが深まる場・時間

出所:小松理虔『地方を生きる』筑摩書房、2021年、p57

 

「いちカイギ」も、そんな場を市川市でつくっていきたいと考えています。

 

地方を生きる (ちくまプリマー新書)

地方を生きる (ちくまプリマー新書)

  • 作者:小松理虔
  • 発売日: 2021/01/08
  • メディア: 新書
 

 

 

次回、第3回「いちカイギ」は2021年2月27日(土)にオンラインで開催します(過去2回と曜日が違うのでご注意ください!)。お楽しみに!

*1:チャゲ&飛鳥の「熱い想い」を想起させます。

*2:行徳はかつて塩づくりが盛んでしたが、今はもうつくられていません。しかし、塩焼などの地名に「塩」が残されています。

*3:「もむ」、つまり、「揉む」とは、「担ぐ」という意味です。このイヴェントでは参加者が実際に神輿を担ぐことができました。

*4:「大いに盛り上げ」という表現は、むろん、「世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団」からの引用です。

*5:「力と熱」は、長嶋茂雄氏が発したとされる、次の言葉からの引用です。「野球の原点は、力と熱だ」

知っていますか?市川市にも買い物不便地域が存在することを。

買い物不便地域解消のための「移動販売」について

 日常の買い物に苦労されている方々を支援するため、市川市と(株)ダイエーとの協働により、食品や日用品などを載せた車両による移動販売を、令和3年1月18日(月)から開始します。
 この移動販売は、買い物不便地域の解消だけでなく、住民同士の交流の場となることで孤立防止や見守りの効果も期待できます。
 販売場所の近くにお住まいの方は、ぜひご利用ください。

 

【開始日】
 令和3年1月18日(月)

 

【取扱品目】
 肉、魚、野菜、豆腐、牛乳、パン、加工食品、調味料、菓子、日用品など (約300品目)
 ※ダイエーいちかわコルトンプラザ店で取り扱いのある商品は、注文いただければ次回販売時に持参して販売

 

【販売価格】
 ダイエーいちかわコルトンプラザ店の店頭販売価格と同じですが、移動販売手数料として1品あたり10円(上限50円)がかかります。

出所: https://www.city.ichikawa.lg.jp/wel01/1111000344.html

 

冒頭で引用したのは、西暦2021年1月7日に市川市のWebサイトに掲載された文章です。買い物不便地域とは、文字通り、買い物をするのが不便な地域のことで、住まいの周辺に、店舗、特に食料品を販売している小売店舗がないような地域のことです。

今回のリリースは、市川市内の買い物不便地域を対象に、ダイエーいちかわニッケコルトンプラザ店が移動販売を実施することになった、というものです。

 

農林水産省の「食料品アクセス(買い物弱者・買い物難民等)問題ポータルサイト」には、次のような説明があります。

我が国では、高齢化や単身世帯の増加、地元小売業の廃業、既存商店街の衰退等により、 過疎地域のみならず都市部においても、高齢者等を中心に食料品の購入や飲食に不便や苦労を感じる方(いわゆる買い物難民」、「買い物弱者」、「買い物困難者」)が増えてきており、「食料品アクセス問題」として社会的な課題になっています。

※太字は筆者によるもの。

出所:https://www.maff.go.jp/j/shokusan/eat/syoku_akusesu.html

 

引用した農林水産省の説明に、「都市部においても」とある通り、同じ千葉県では、例えば、お隣の船橋市でイオンが買い物不便地域に移動販売車を走らせていますし、京成ストアも昨秋より移動販売を開始しています。松戸市には古い大規模団地がありますし、千葉市でも以前イオンが移動販売車を運行していました。

 

高齢化が進行しているとはいえ、全国的に見れば相対的に高齢化率が低い市川市では、これまで買い物不便地域の存在が大きくクローズアップされることも、具体的な対策が講じられることはなかったと思います*1

 

今回、市川市ではダイエーとの取り組みで、買い物不便地域の解消のために移動販売車を走らせるという方法を採りました。前述の通り、船橋市ではイオンや京成ストアが移動販売を実施しているように、今後、市川市でも他のスーパー等の小売業が、新たに移動販売を行う可能性もありますし、小売業以外の事業者や組織が、移動販売以外の方法で、この問題の解消に向けて活動を始めるということも考えられます。

 

再び、先ほどの農林水産省のWebサイトから引用します。

食料品アクセス問題は、商店街や地域交通、介護・福祉など様々な分野が関係する問題であり、国の関係府省、地方公共団体の関係部局が横断的に連携し、民間企業やNPO、地域住民等の多様な関係者と連携・協力しながら継続的に取り組んでいくことが重要です

※太字は筆者によるもの。

出所:https://www.maff.go.jp/j/shokusan/eat/syoku_akusesu.html

 

太字にした箇所にはNPOという言葉も登場します。市川市には、まちづくりNPO法人フリースタイル市川というチームがあり、私もその一員なのですが、恐らく近いうちに、何らかのかたちで買物不便や食料品アクセス問題を解消するための活動を始めるのではないでしょうか*2

 

ダイエー市川市で本日(1月18日)からスタートする移動販売の、曜日別の販売場所と販売する時間帯は、下表のとおりです。

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移動販売車の販売場所と曜日・時間

ダイエーのWebサイトには、「移動販売」は「コミュニケーションの場や地域と連携しての見守りに貢献できるサービス」という説明があります(下記参照)。

 

市川市には単身世帯が多く、全世帯中、約4割が単身です。2人世帯も多く、1人暮らし(単身世帯)と2人暮らし(2人世帯)を合わせると、全世帯の約7割に上ります。

 

2020年9月22日の当ブログの記事で、この辺のことを説明しています。ご参考まで。

muron-street-de.hatenablog.com

 

少人数世帯で、かつ、近隣に買い物をする店がない場合は、他者とのコミュニケーションの機会が少なく、地域とのつながり(=地域の人々との接点)が希薄になりがちです。移動販売は単に買い物の機会を生むだけでなく、少なくなりかねない交流の機会をつくるという効果も期待できるのですね。

移動販売は、実店舗へのご来店が難しい方が直接商品を選び、気軽に楽しく買い物していただけることに加え、コミュニケーションの場や地域と連携しての見守りに貢献できるサービスです。

また、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、移動販売の利用を希望される方も増えていることから、当社では移動販売の展開を推進しております。

 出所:株式会社ダイエー ニュースリリース『イエーいちかわコルトンプラザ店「移動販売」開始について』(2021年1月6日)より 

http://www.daiei.co.jp/index.php/corporate/release_detail/1471

 

市川市にも買い物不便地域があるという話をしてきたわけですが、上の移動販売実施場所の表を見てただくと、大町や柏井、塩浜に、市営団地があり、ここが買物不便地域になっていることが確認できます。市営住宅については、別の機会に、記事にする予定です。

 

さて、市内には、お住まいの近くに食品を販売する小売店舗がない*3、あるいは、ご自身の健康その他の問題が原因で買い物に行くことが難しいという状況にある方が少なくないことが(そのような方の人数を確認したわけではありませんが、報道を踏まえると)わかりましたが、そうは言っても、店はたくさんあるではないか、という意見もあることでしょう。

店舗密度の差が地域によって大きいということだと思いますが、例えば本八幡駅の周辺には、食品を販売する小売店舗は多く存在しています。

 

 

駅から少し離れた場所には、マルエツヤオコーもありますので、食品の購入には困らないという人も多いでしょう。

さて、それでは市川市内には小売店舗はどのくらいあるのでしょうか。

ここでは市川市内の業態別店舗数を確認してみます。

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市川市内の業態別店舗数

業態名は情報の出所である「日本全国スーパーマーケット情報」で用いられているものを踏襲しました。

ドラッグストアはいわゆるセルフサービス(自分でカゴをもって店内を歩いて商品を手に取ってレジで会計する)の店舗*4、ファーマシーは調剤薬局です。

ディスカウンターは、いわゆるディスカウントストアで、販売している商品は非食品が中心です。食品を中心に扱うディスカウントストアは、食品ディスカウンターです。

表の色分けは小生が行いました。いわゆる「食品小売業」に分類できるものを淡いブルーに、「非食品小売業」を淡くて渋いグリーンに、「コンビニエンスストア」をクリーム色に塗っています。

とはいえ、ドラッグストアの多くはパンや調味料、飲料、酒、菓子など販売しており、最近では、青果や精肉を販売する店舗も増えています。ホームセンターでも食品が販売されるケースが増えています。色分けは便宜的なものとお考え下さい。

この、市川市内の小売業態別店舗数について、あるいは、大手チェーン間の出店競争などの話は、別の機会に書いてみたいと思います。

 

コンビニエンスストアが市内に125店舗ある――というのは、多いのでしょうか。少ないのでしょうか。…ということについても、いつか記事にしたいと思います。

最後に、市川市内のコンビニエンスストアのチェーン別の店舗数を掲載して、この長すぎる記事を締めくくりたいと思います。

 

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市川市内のコンビニエンスストアのチェーン別店舗数

市川市内のコンビニエンスストアの店舗の約半数がセブンイレブンなのですね。本部が市川市にあるデイリーヤマザキは店舗数ではローソンと1店舗差の4位(ローソンにはストア100が2店舗含まれるため、純粋なコンビニエンスストアの店舗数という意味では、ヤマザキ>ローソンと言えなくもありません!)、千葉市の幕張に本部があるミニストップは7店舗でした。

 

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2020年にストリートでムシャった食品。ここに写っているものは全てコンビニエンスストアで購入しました。

今日の記事は、ダイエー(いちかわニッケコルトンプラザ店)の移動販売が始まる日ということで、市川市にも買い物不便地域があり、その問題を解消するための動きを少しでも知っていただきたいという気持ちで書きました。

記事を書いているうちに関連する色々なことにも手を伸ばしていったわりに、特に面白い話をすることもなく、「これについては別の機会に書きます」とお茶を濁している感じがしなくもないのですが、引き続き、当ブログ「むろん、ストリートで!」をお読みいただければ嬉しく思います。

それでは、ごきげんようノスタルジー鈴木でした。

 

 

*1:いや、なかったわけではないかもしれません。しかし、例えば議会での議論において、取り組むべき優先度が高い問題という位置付けではなかったはずです

*2:と、他人事のように書いていますが、市川市における買物不便地域解消は、自分事として取り組みたいテーマの一つです。

*3:食品としているのは、生活する上での最重要な必需品だからです。

*4:調剤併設を含みます。

市川市と船橋市の中山を巡る冒険

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中山法華経寺五重塔と中山大仏。五重塔と大仏が同居する寺は珍しい?

小生が棲む千葉県市川市には、中山という地名があります(中山1丁目~4丁目)。そして、隣接する船橋市にも、中山を含む地名があります(本中山1丁目~7丁目、東中山1丁目~2丁目)。

また、冒頭に掲載した写真は小生が西暦2021年1月1日に訪問した中山法華経寺で撮影した五重塔と中山大仏ですが、この日蓮宗のお寺の所在地は、市川市の中山2丁目です。

チナ・ミニ、大仏と五重塔が同じ空間に存在する例はあまりないと思われます*1奈良の大仏で知られる東大寺には、かつて五重塔が二塔存在したそうですが、現存はしていません。

さて、この「中山法華経寺」からもほど近い場所にある、中山の名を冠した巨大な施設、中山競馬場は、競馬ファンならずとも、年末の有馬記念が行われる場所として名前くらいは知っているのではないかと思いますが、この競馬場は船橋市の古作にあります。市川市ではないのですね。

というわけで、今日は、市川市船橋市に存在する「中山」という地名を巡る、チョットとしたチョットについて、一筆ないし二筆、振るってみようと思います。

 

先日公開したポッドキャスト・プログラム『!ka !ch!kawa』(イカ市川)でも、このことを取り上げてトークを繰り広げているので、このブログ記事を読みながら、再生ボタンをそっと押下して、放送をリッスンしてホシーノ!

 

▼中山は市川市船橋市

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※放送の前半3分は中山とは無関係の事を話しています。誰が。ノスタルジー鈴木が。

 

まず、地図で位置関係を確認します。下図は、JR総武線の「下総中山駅」を中心にした地図です。「下総中山駅」の北には京成線の「中山駅」、東に京成線の「東中山駅」があり、やや離れた南には東京メトロ東西線原木中山駅」があります。

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名に中山を冠した駅と中山法華経寺

画像出所:「江戸川洪水ハザードマップ」(資料『市川市洪水ハザードマップ』掲載)に筆者加筆

 

その名に「中山」を含む駅が、この界隈には4つ存在します。

 

そして、それらすべてが船橋市内にあるのです。

 

 

上図ではややわかりづらい市境線をくっきりと描いた地図を下に示します。言わずもがな、小生の手描きによるものです。

 

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名に中山を冠した駅、中山法華経寺、そして市の境界線

この「味のある地図」をご覧いただくと、「中山」という地名を駅名に持つ4駅のうちの3駅、「中山駅」、「下総中山駅」、「原木中山駅」の所在地は、船橋市ではあるものの、市川市との市境の際であることがお分かりいただけると思います。

特に、中山駅」と「原木中山駅」の近くを通る市境線は船橋市の視点に立てば、まるで駅を吸収するためであるかのように凸の形状をしており、市川市の視点では、駅の部分だけが凹んでいる、という、誠に不自然な印象を受けるのです。

市境の形成過程は無視して、単に小生がこの地図を見て感じる印象のみを根拠に、仮定の線を強引に引く(強「引」に「引」く、とは…)ならば、下図のようになります。

 

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名に中山を冠した駅、中山法華経寺、そして市の境界線+架空の線

中山駅」の南(国道14号線の辺り)、「原木中山駅」の北(産業道路の北)に引いた黄色の線、これが、ノスタルジー鈴木による仮の市境線です。

この黄色の線の方が自然な印象を受けますが、何らかの理由(知らべればすぐにわかることだと思いますが、幾つかの謎は残しておきます)で、船橋市から見れば凸部を持った、市川市から見れば凹部を持った赤い市境線が引かれている、これが、現実です。

 

原木中山駅」といえば、「原木中山の貴公子」こと、「バラキーナ香山」氏のことを想起します。

twitter.com

 

ところで、冒頭に掲載した写真は「中山法華経寺」で撮影したものですが、中山法華経寺」の「中山」(寺の山号)が、この界隈の「中山」という地名の由来になっているのです。

今は船橋市に点在する、「中山」の名を持つ地名や施設も、その名の由来は「中山法華経寺」にあるのです。

 

今、ここで強調した一文、今日はそれを最もお伝えしたかったのです。多分。きっと。

 

1260年に創建された日蓮宗の寺、「中山法華経寺」は、前述の通り、五重塔と大仏が存在しており、宇宙的パワーが凝縮しているかのような、高密度な場を形成しています。是非、「市川市中山法華経寺」で、他所ではなかなか体験できない「五重塔&大仏の同時体験」を味わってホシーノ!

また、この寺は、僧侶の大荒行が行われることでも知られています。この大荒行が行われるのは、11月から翌年2月までの100日間で、僧侶たちは極めて過酷な修行を行うのです。この荒行については、別の機会に当ブログで記事にしたいと思います。

 

なお、市川市に隣接しているものの、多くの市川市民にとって馴染みが薄いのではないかと思われる鎌ヶ谷市にも(もしそうであれば、今後馴染んでいく余地が多く残されていると捉えることができますし、そのように考えたいものだと書きながら思いました)、大仏があります。その名も、「鎌ヶ谷大仏」。1776年につくられた大仏で、新京成電鉄鎌ヶ谷大仏駅」前に存在します。

確か、SF映画か何かで、市川市鎌ヶ谷市が戦うことになった時に、中山大仏と鎌ヶ谷大仏が出動し、戦闘するシーンがあったような、なかったような…。

その「鎌ヶ谷大仏」はどんな姿をしているかというと、こんな姿です。

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鎌ヶ谷大仏(2018年10月8日、筆者撮影)

というわけで、大仏って、本当に良いものですよね。

それでは、またお会いしましょう。ノスタルジー鈴木でした。

 

 

 

*1:大仏と五重塔が1つの寺に存在する他の例をご存知の方は、是非教えてホシーノ!

【いちカイギ】第2回は1月22日(金)にオンラインで開催します

西暦2021年――この数字からは、未来的かつ宇宙的な印象を受けますが、まぎれもなく現在を表しており、ここ市川でも2021年があらゆる人々を包み込み、市内の隅々まで、空間を満たしているわけです。

未来的・宇宙的・市川的――そんな西暦2021年が開幕して7日目の1月7日、日本政府は一都三県を対象に緊急事態宣言を発令しました。これを受け、フリースタイル市川では1月22日(金)に開催する交流イヴェント、第2回「いちカイギ」の実施方法を、オンラインとオフラインのハイブリッド方式から、完全オンライン方式へと変更しました。

「いちカイギ」では、市川市で活動・活躍しているゲスト・スピーカーを3名ほどお招きして、市内での活動、生業(なりわい)、ご自身のこと、そして、地域=まち=市川に対する想いをお話いただきます。また、参加者同士で交流する時間を設けることにより、人と人のつながりが生まれ、新しい流れがつくられていく、そんなワクワクするような展開を感じてもらえるような場となることをも目指しています。

前回、第1回の開催レポートはこちらをご一読ください。

muron-street-de.hatenablog.com

 

2回目となる1月22日(金)のゲスト・スピーカーは、こちらの3組です。

  • 「キッチンカー今ちゃん」 今田さんご夫婦
  • 「やわたの森Kids」 三浦雅代さん
  • 「しる・みる・もむ行徳神輿」実行委員長 田中祥一さん

!ka !ch!kawa (イカ市川)でも第2回いちカイギについて紹介しているので、是非ともリッスンしてホシーノ!

anchor.fm

 

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「キッチンカー今ちゃん」の今田さんご夫婦、カルボナーラ風うどんが絶品です!

今田さんご夫婦は、2020年より、市川市内をはじめ、各所に「キッチンカー今ちゃん」を出店して、オリジナリティ溢れるカルボナーラ風うどんを提供する日々を送っています。今回は、お二人でキッチンカーという事業を開始するまでの紆余曲折や、これまでのこと、そして、これからの展望や夢などについて、お話しいただく予定です。

小生や他のフリースタイル市川のメンバーは、キッチンカー事業の開始前に、試食会を実施して、一足お先にいただいたのですが、とても美味しく、気付いたらほぼ無意識でお代わりを要求していた…という程においしいカルボナーラ風うどん、是非一度食べていただきたい味です!

 

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三浦雅代さんは2020年に「やわたの森Kids」を立ち上げて活動されています。

2組目として、2020年に「やわたの森Kids」を立ち上げて活動されている三浦雅代さんにお話いただきます。過去の経験から「生き抜く力を持つ子供」の教育に着目した三浦さん、プログラムには「デザイン思考」と「あそび」を取り入れており千葉商科大学の学生さん達も参加されているとのことです。三浦さんご自身は都内に勤務しておられ、二児の母でもありますが、コロナ禍真っ只中の昨年、地元・市川市で新たな取り組みをスタートしました。こんな時代だからこそ、地域に目を向け、未来を見据えたい、新しく地域活動をスタートしたい――と考えている方には、是非、三浦さんのお話を聴いていただきたいと思っています。

 

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心地よいバリトン・ヴォイスで語られる行徳神輿の魅力に注目です。

3組目は、神輿(みこし)づくりの町「行徳」、その伝統を多くの方に知ってもらうため、地元の方々と連携し「しる・みる・もむ行徳神輿」を開催した田中祥一さんです。企業勤めをしながら地元で活動する田中さんのお話は、今後の地域生活のヒントになることでしょう。チナ・ミニ、特に田中さんと親交が深いフリースタイル市川のメンバーから聴いた話によると(真偽のほどは定かではないのですが)実行委員長としてイヴェントを企画、実行された田中さん、元々、地元・行徳への愛着や帰属意識が強かったわけではないようです。どんなきっかけで地域に目を向けるようになったのか、興味深いですね。当日、インタヴュアーを務める予定の小生が切り込んで伺ってみたいと思います。

 

外出の自粛を要請され、なかなか人との交流をする機会を持てない中、是非、いちカイギを通じて、地域で生活する、活動するということについて、それぞれの想いを話し/聴き、ご自分なりの地域とのかかわり方を、改めて考えてみてはいかがでしょうか。
たくさんの方が気軽に参加できるように参加費を(通常は1,000円ですが、今回は)500円にしています。また、ご自宅からオンラインでも楽しく交流出来るような仕掛けもご用意しています。みんなで楽しい時間をすごしましょう!

 

▼第2回いちカイギ 開催概要

  • 日時:西暦2021年1月22日(金)19:00-20:30
  • 開催方法:Zoomによるライブ配信
  • 料金:500円
  • ゲスト・スピーカー:三浦雅代氏(やわたの森Kids)、今田拓也氏・今田智子氏(キッチンカー今ちゃん)、田中祥一氏(しる・みる・もむ行徳神輿実行委員長)

 

▼お申し込みはこちらから

ichikaigi02.peatix.com

 

皆さんのご参加をお待ちしています!